競技注意事項

 1.競技規則

2019年度IAAF競技規則、日本陸上競技連盟競技規則、WMA競技規則、日本マスターズ陸上競技連合競技規則・競技細則および第40回記念国際・全日本マスターズ陸上競技選手権大会競技注意事項により実施する。

2.競技者の招集

競技に出場しようとする者(以下「競技者」という)は、競技者招集所において競技役員に出場の手続きをし、点呼を受けなければならない。

(1)招集所は、正田醤油スタジアム群馬と補助競技場の間のテント内に設ける。

(2)招集時刻は、競技日程に示された競技開始時刻前、下記の時間とする。

  種目招集開始時刻招集完了時刻
トラック競技・各種目各クラス30分前20分前
フィールド競技・各種目各クラス40分前30分前
フィールド競技棒高跳60分前50分前

 時間厳守上記の時間に遅れた競技者は出場できない。

(3)ナンバーカード(胸・腰)およびスパイクピンを提示できるよう準備の上、招集所で待機し、商標の点検を受ける。携帯電話等を持ち込んでいないか確認を受ける。

(4)他の種目に出場している等で、点呼を受けられない特別な場合は、2種目同時出場届を提出し、事前に招集所の競技役員に申し出る。

(5)招集完了時刻までに所定の手続きをせず、また点呼を受けない競技者は、当該種目を棄権したものとみなす。

(6)点呼を終了した競技者は、指定された場所で待機し、競技者係員の誘導に従って競技場所に移動する。

3.ナンバーカード

(1)ナンバーカードは、競技者受付時に一人につき2枚交付する。

(2)競技者は、交付されたナンバーカードを胸と背にそのままの状態で付け、安全ピンで4 隅を留める。ただし、跳躍競技に出場する競技者は、胸または背のいずれかに付ければよい。走幅跳・三段跳時は胸に付ける方が運営上好ましい。

(3)トラック競技に出場する競技者には、招集所で写真判定用の腰ナンバーカードを2枚配布するので、左右の腰に付ける。

(4)ナンバーカードは、返却不要である。

4.練習会場

(1)練習は指定された場所・時間で行い、事故防止には万全を期す。なお、練習中に発生した疾病種目招集開始時刻招集完了時刻トラック競技・各種目各クラス30分前20分前フィールド競技・各種目各クラス40分前30分前フィールド競技棒高跳60分前50分前や傷害等については、応急処置は主催者において行うが、以降の責任は負わない。

(2)使用日程は、下記の通りとする。

競技場9月12日(木)9月13日(金)9月14日(土)9月15日(日)9月16日(月)
補助競技場13:00~16:007:00~8:007:00~8:007:00~8:007:00~8:00
補助競技場×11:30~15:0010:00~16:0014:00~16:0012:30~16:00
サッカー場×7:00~16:007:00~16:007:00~16:007:00~16:00

※すべての競技場で、投てき競技用具を使用した投てき練習はできない。
※補助競技場は、4日間投てき競技が行われているので、使用にあたっては係員の指示に従う。なお、トラックに於いては、中長距離は内側レーン、ハードルは外側レーン、短距離その他は中央レーンを使用する。また、ハードルの準備・片付けは各自で行う。

5.競技場への入退場

(1)招集所から競技役員の指示または誘導により競技場へ入場する。

(2)退場は、競技役員の指示による。

①トラック競技
結果が判明次第(アナウンス及び掲示板の成績結果で確認)1~3 位の入賞者は、表彰者待機所へ移動する。
②フィールド競技
1~3位の入賞者は競技終了後、競技役員の指示により表彰者待機所へ移動する。

6.レーン順・試技順

(1)トラック競技のレーン順およびフィールド競技の試技順は、プログラム記載の番号順とする。

(2)フィールド競技で複数のクラスを同時に行う場合は、ナンバーカード順とする。

7.事故防止

(1)本大会期間中すべての競技者は、競技役員(セーフティージャッジ及びセーフティージャッジ以外の競技役員)から「競技への出場または競技への続行が危険」と判定された場合は、その時点で競技出場及び競技続行はできない。

(2)競技者はセーフティージャッジおよび競技役員の判定に従わなければならない。

(3)判定に従わず、競技に出場または続行した場合の記録・順位は一切認めない。

8.競技について

(1)競技者の出場する競技種目の変更・追加は一切認めない。

(2)年齢に不正があった場合は、失格となる。

(3)競技用具、競技用靴について

①競技に使用する用器具は、棒高跳用ポールを除き主催者が用意したものを使用する。
②フィールド競技に使用するマーカーは、走高跳、棒高跳、走幅跳、三段跳、やり投では2個まで、それ以外の種目では1個使用できる。走高跳は助走路上に、その他の跳躍種目とやり投は助走路の外側に、サークルから行う競技ではサークルの直後に置く。
③競技場は全天候舗装である。競技用靴のスパイクは、11本以内で長さ9ミリ以下とする。ただし、走高跳・やり投は12ミリ以下とする。

(4)競技者は、携帯電話・スマートフォン・音楽プレーヤー・カメラ等の機器を競技場内に持ち込 むことはできない。

(5)競技場の中に商品名のついた衣類・バッグ等を持ち込む場合は、招集所で競技役員の点検・指示を受ける。

(6)競技開始時刻については、競技の進行上、多少の変動があり得る。

(7)トラック競技

①トラック競技は、すべて写真判定装置を使用する。
②同クラスが複数組の場合、すべてタイム決勝とする。
③同タイムの場合の順位は、同組で着差がない場合、または組が異なる場合は、生年月日の早いものを上位とする。
④短距離走では、競技者の安全のため、フィニッシュライン通過後も割り当てられたレーン(曲走路)に沿って走る。
⑤スタートの合図は、英語(on your marks, set)で行う。
⑥不正スタートは、1 回で失格とする。
⑦リレーチームの代表は、リレーオーダー用紙に必要事項を記入の上、招集完了時刻の1 時間前までに招集所に提出する。リレーオーダー用紙は、競技者係から受け取る。なお、オーダー用紙提出後の変更は、原則として認めない。リレー登録者以外の競技者を走者とする場合、変更は本大会参加者より2名以内とする。なお、高齢者が低年齢層のクラスの走者として出場することができる。ただし、個人種目にエントリーしてない競技者が出場することはできない。
⑧ハードルは、飛び越さなくてはいけない。飛び越さない場合は、失格となる。飛び越す際に、ハードルを倒してしまってもよいが、意図的に倒すと失格になる。飛び越す前に手をつくと、意図的に倒そうとしているとみなされることがある。
⑨3000mSC・2000mSC の障害物は、跳び越す際に手をついても構わない。
⑩水濠前の障害物を越えるときは、水濠の外側に着地すると、失格になる。
⑪次の種目はクラス毎に制限時間を設け、この時間が過ぎた場合は、新しい周回に入らない。なお、複数のクラスをまとめて組とした場合は、長い方の制限時間を適用する。

3000mM60~M90 18分 W50~W80 18分
5000mM-24~M55 20分 W-24~W45 21分
2000mSCM60~M75 11分 W-24~W75 11分
3000mSCM-24~M55 13分
3000mWM60~M90 25分 W-24~W80 25分
5000mWM-24~M55 35分

※競技進行上、800mで6分、1500mで10分を越える競技者の競技を中止することもある。それ以外の種目でも、競技進行上支障のある場合は、その競技者の競技を中止することもある。

(8)跳躍競技

①試技順は、全競技についてプログラム記載の番号順とする。競技中、他の競技に出場する者は、審判主任に申し出る。その場合、トラック競技を優先し、フィールド競技については本人の希望による。試技順を適宜変更するが、その試技中に失った試技を要求することはできない。
②走幅跳・三段跳・立五段跳の試技数は、各クラスのトップ8(同記録の者が複数ある場合はそのすべて)を決めるまでは3回とする。トップ8による4回目以降の試技数は1回とする。競技進行上、4回目の試技順もプログラム記載の番号順とする。
③走高跳および棒高跳以外で同記録の場合は、2番目の記録で順位を決める。それでも決められない場合は3番目の記録で比較し、以下同様にして決める。それでも決められない場合は、生年月日で早いものを上位とする。
④走高跳・棒高跳のバーの上げ方の基準は、実施要項別表4・5の通りとするが、グランドコンディションや参加者の状況によっては、跳躍審判長の判断により変更して実施することがある。
⑤走高跳・棒高跳で最高位が同記録の場合、ジャンプオフは実施しない。その場合、無効試技数の回数で順位を決めるが、それでも決まらない場合は、生年月日の早い者を上位とする。
⑥走高跳・棒高跳・立五段跳の踏切位置は、別表6の通りとする。
⑦立五段跳においては、踏切ラインに触れないように両足を揃えて立ち、両足で踏み切り、片足で左右交互に1歩・2歩・3歩・4歩跳躍し、5歩目は両足で着地する。審判が競技開始を示した後に、仕切り直したり踏み切る瞬間に踏み切りラインに触れたり、踏み切る前にジャンプする等、足が動いた場合は無効試技とする。

(9)投てき競技

①試技順は全競技についてプログラム記載の番号順とする。競技中に他の競技に出場する者は、審判主任に申し出る。その場合、トラック競技を優先し、フィールド競技については本人の希望による。試技順を適宜変更するが、その試技中に失った試技を要求することはできない。
②各クラスのトップ8(同記録の者が複数ある場合はそのすべて)を決めるまでは3回とする。トップ8による4回目以降の試技数は1回とする。競技進行上、4回目の試技順もプログラム記載の番号順とする。
③順位の決め方は、同記録の場合は生年月日の早い者を上位とする。砲丸投で同記録の場合は、2番目・3番目の記録で順位を決める。以下同様にして決められない場合は、生年月日の早いものを上位とする。

9.その他

(1)所持品類は各自で保管する。万一事故があっても、主催者側は一切の責任を負わない。

(2)届けられた遺失物については競技者案内所(TIC)で保管する。保管期間は、9 月16 日競技会終了までとする。

(3)ごみ類は、会場に残すことなく、すべて各自の責任で持ち帰る。

10.競技規則の変更

第180条 総則―フィールド競技⇒試技時間の変更
17.単独種目

残っている競技者数走高跳棒高跳その他
4人以上1分1分1分

11.提出書類

提出書類は以下の通りとし、各書類を提出時刻までに所定の場所へ提出する。

書類の種類提出先提出時刻提出時刻
1欠場届招集所(競技者係)招集開始時刻まで
22種目同時出場届招集所(競技者係)第1種目の招集開始時刻まで
3リレーオーダー用紙招集所(競技者係)当該組の招集完了時刻の1時間前まで
4棒高跳アップライト申告書招集所(競技者係)招集開始時刻に
5抗議申し立て(口頭)TIC大会要項参照
6上訴申告書TIC大会要項参照
7プログラム訂正届TIC9 月12日は、14 時00分まで。
9 月13日~9 月16 日は、
午前種目;7時00分まで
午後種目;10時00分まで

※上記の書類は、競技者係またはTIC(競技者案内所)で受け取る。